
INZONE Buds(WF-G700N)レビュー:PS5/PCで低遅延ワイヤレスを選ぶ基準と落とし穴
完全ワイヤレスでゲームをするときに失敗しやすいのが、遅延と接続方式の相性です。
INZONE Buds(WF-G700N)は、付属のUSB Type-Cトランシーバーで2.4GHz接続でき、公式情報として遅延30ms未満がうたわれています。
一方で、Bluetooth側は“何でもつながる”タイプではないので、買う前に前提だけ押さえるのが大事です。
結論:買うべき人/やめたほうがいい人
買うべき人(刺さる) - PS5/PCで、まず「遅延の少なさ」と「安定接続」を優先したい - 付属トランシーバーでサクッとつないで、設定も詰めたい(PCならINZONE Hubで調整したい) - 長時間プレイ前提で、バッテリーと急速充電も重視したい
やめたほうがいい人(ハマりやすい)
- 「スマホとは普通のBluetooth(SBC/AAC等)で当たり前につながる」前提で選びたい
- USB Type-Cトランシーバーが刺さらない/刺したくない環境がメイン
- できるだけ安く“とりあえず無線”にしたい(用途に対してオーバースペックになりやすい)
先に重要:Bluetoothは“Classic非対応”=LE Audio前提
INZONE Budsは、公式の接続情報で従来のBluetooth Classic非対応が明記されています。
Bluetoothで使うなら、基本はLE Audio対応機器が前提。未対応機器は、付属のUSBトランシーバー接続を使うのが安全です。
- その他(接続情報・対応表):その他で見る
まず決める:低遅延ワイヤレス“判断軸”3つ(テンプレ回避の要点)
1) 接続方式:2.4GHz(USBトランシーバー)か、独自規格か、Bluetoothか
2) 音の出し分け:ゲーム音とボイスチャットを分けられるか(PCだと配信/通話で差が出る)
3) 対応表の確認:自分の機器(PS5/PC/Switch/スマホ)で“確実に”動くルートがあるか
比較(迷いがちな2候補):結局どれを選ぶ?
| 観点 | INZONE Buds | PULSE Explore | Razer Hammerhead HyperSpeed |
|---|---|---|---|
| 低遅延の主ルート | USBトランシーバー 2.4GHz | PlayStation Link(USBアダプター) | 2.4GHzドングル |
| 強い領域 | PS5/PCを1本で、調整も詰めたい | PS5/Portal中心、デュアル接続が魅力 | PS4/PS5向けの別選択肢 |
| 注意点 | BluetoothはLE Audio前提(Classic非対応) | 価格帯は高めになりがち | イヤホン側の設計/運用が好み分かれやすい |
本命:INZONE Buds(WF-G700N)
良いところ(事実ベースで刺さる点)
- USB Type-Cトランシーバーで2.4GHz接続(公式:遅延30ms未満の案内)
- トランシーバーに「PC」「PS5/MOBILE」スイッチがあり、接続先を切り替えて使える
- バッテリーは条件付きで最大12時間、5分充電で約1時間など、長時間運用の情報がヘルプガイドで確認できる
最短セットアップ(PS5/PC)※ここだけ真似すればOK
PS5(USBトランシーバー接続)
- USBトランシーバーのスライドスイッチを「PS5/MOBILE」へ
- PS5のUSB端子(Type-C側を想定)にトランシーバーを接続
- イヤホンをケースから取り出して装着(自動接続が基本)
- 音が出ない場合は、トランシーバーの差し直し/PS5再起動も試す
参考(公式手順):
- その他で見る
PC(Windows)
- USBトランシーバーのスライドスイッチを「PC」へ
- PCのUSB端子に接続(USBハブ経由は避ける)
- Windowsの音声出力を、用途で使い分け
- ゲーム等の出力:INZONE Buds - Game
- ボイスチャット等の入出力:INZONE Buds - Chat
- さらに詰めるなら INZONE Hub を入れて、EQや各種設定を調整
参考(公式手順):
- その他で見る(Game/Chatの使い分け)
失敗パターン(ハマりどころ)と回避策

1) 「つながらない/音が出ない」
- まずトランシーバーのスイッチが接続先と一致しているか確認(PC / PS5・MOBILE)
- USBハブ経由は避けて直挿しで試す
参考: - その他で見る(使い始めよう:スイッチの説明)
- その他で見る(USBトランシーバー経由で使用)
2) 「PCでDiscordだけ音が変/ゲーム音が細い」
- ゲーム音は基本 Game、通話は Chat に寄せて設定すると破綻しにくい(公式の推奨デバイス名に沿う)
参考: - その他で見る
3) 「スマホとBluetoothでつながらない」
- そもそもBluetooth Classic非対応。LE Audio未対応なら、Bluetooth接続ではなくUSBトランシーバーが安全
参考: - その他で見る
4) 「充電が遅い/充電されない」
- PC充電時はUSBハブを避け、付属USB Type-Cケーブル+直挿しを確認
参考: - その他で見る
除外した代表候補と理由
候補A:PULSE Explore(PS5/Portalど真ん中なら強い)
- PlayStation Linkの世界観でまとめたい人には魅力
- ただし、PS5/PC両方で「細かい調整」まで詰めたい場合は、INZONE Buds+INZONE Hubの方がハマるケースも
候補B:Razer Hammerhead HyperSpeed(別の低遅延イヤホン案)
- 付属ドングルで2.4GHz接続できる、PS公式ライセンス掲載の別候補
ただし価格・運用・好み(装着感/操作)で分かれやすいので、可能なら試着感のレビュー確認推奨
公式:公式で詳細を見る
- その他:その他で見る(PS公式ライセンス掲載)
まとめ:INZONE Budsは「低遅延×互換性確認」ができる人に刺さる
INZONE Budsは、付属トランシーバーの2.4GHz接続を軸にすれば、遅延と安定性の不安を減らしやすい一方、Bluetooth側はLE Audio前提で“人を選ぶ”製品です。
買う前に、まずは (1) 接続方式 と (2) 自分の機器の対応表 を確認し、PCなら Game/Chat の出し分けまでセットで考えると失敗しにくいです。

